「スポーツは市民皆さんのもの」全国スポーツ推進委員で功労者表彰を受けた京都の男性の思いとは
京都府長岡京市スポーツ推進委員協議会長を務める上杉秀之さん(68)が、同委員の全国表彰を受けた。長年のスポーツ振興への貢献が評価され、市役所を表敬訪問して「スポーツは市民皆さんのもの。いろいろなスポーツを市民に紹介し、一緒に楽しめたらいい」と語った。 上杉さんは2004年に長岡京市体育指導委員となり、06年から同委員協議会副会長を5年半務めた。11年に長岡京市スポーツ推進委員協議会となってから10年半は副会長で、22年に会長就任。現在は乙訓の連絡協議会長や京都府の協議会理事も任されている。 上杉さんが受けたのは全国スポーツ推進委員連合の功労者表彰。20年にわたり、地域スポーツに尽力したことが評価された。表敬訪問では中小路健吾市長や白石多津子市議会議長らがねぎらった。上杉さんは「スポーツを通してコミュニケーションが取れ、皆さんが楽しむ姿を見ると(支える側の)こちらもよかったなと思う。スポーツが得意な人、苦手な人、体を動かしたい人、楽しみたい人、皆が仲良くやっていけるようにしたい」と語った。