【マーメイドS】驚異の馬券率5割!荒れる牝馬限定ハンデ重賞で爆穴連発の「最強枠」
年間を通じても屈指の予想難易度を誇る重賞マーメイドステークス(G3、京都芝2000m)は、『枠順』に注目! 論より証拠。このレースは「1枠1番」が高確率で馬券になっていて、爆穴馬券を連発しているのをご存知でしたか? ▼マーメイドS1枠1番成績(過去10年) [1-1-3-5]複勝率50% 21年1着 シャムロックヒル(10人気) 20年3着 リュヌルージュ(3人気) 18年2着 ワンブレスアウェイ(9人気) 17年3着 アースライズ(6人気) 16年3着 ココロノアイ(5人気) 補足として今年のマーメイドSは京都芝2000mが舞台。過去のデータとは条件が異なっているうえ、4月末から続く連続開催で芝も荒れている状況です。先週のレースでも馬場の良い外目を通った馬の活躍が目立ち始めただけに、一見すると内枠は不利に見えますよね。 しかし、今週から京都芝はDコースに変更。レースで掘り返された箇所に仮柵が設置されることで、一転して内ラチ沿いを立ち回った馬が有利になる可能性があるのです! 今回と同様に「B→C」コースに変更された先日の鳴尾記念では、京都芝2000mで1分57秒2の好タイム。造園技術が目覚ましい発展を遂げた近年は「開催終盤=差し・追込有利」の定説を覆す傾向が出ていて、経済コースを立ち回れる逃げ先行馬や内枠に入った馬に要注目でしょう。 そして今年、マーメイドSで1枠1番を引き当てたラッキーホースが①ベリーヴィーナス。前走では同舞台の下鴨Sを鮮やかに逃げ切り。しかも鞍上は21年に10番人気で逃げ切ったシャムロックヒルと同じ藤懸騎手です。こんな偶然ってありますか? 当時の再現とばかり積極的な競馬が予想されるだけに、最強枠とコース替わりを味方に激走があっても驚けませんよ!
競馬ラボ