2年半ぶりに利用再開 常磐湯本町の屋内遊び場「いわきっず もりもり」 おもちゃ遊びに笑顔 福島県いわき市
2022(令和4)年3月の福島県沖地震の影響で休館していた福島県いわき市常磐湯本町の屋内遊び場「いわきっず もりもり」が1日、約2年半ぶりに利用を再開した。初日は多くの子どもが遊具やおもちゃで遊び、笑顔を見せていた。 「いわきっず もりもり」が入る市石炭・化石館ほるるでは、本県沖地震で屋上に設置した竪坑櫓(たてこうやぐら)が破損。解体工事の安全を確保するため、隣接するいわきっず もりもりも2022年5月から臨時休館が続いていた。櫓の工事完了に伴い再開が決まった。 この日は施設が開く午前9時30分から続々と子ども連れが訪れ、すべり台を滑ったり、ブロック遊びをしたりして楽しんでいた。利用した市内の主婦仁比千夏さんは「屋内で子どもを遊ばせる場所が近くになかったので、再開はとてもうれしいです」と話した。 施設は小学校高学年までの児童とその保護者が対象で利用料は無料。開館時間は午前9時30分から午後4時(土日祝と小学校の長期休業期間は午後4時40分)まで。火曜定休。問い合わせはいわきっず もりもりへ。
(いわき版)