県内外のコーヒー店が集うイベントをＰＲする窪田さん

　個性豊かなコーヒーを楽しんで－。富山市総曲輪で２３、２４の両日、県内外のコーヒー店１０店舗が集うイベント「ＴＯＹＡＭＡ　ＣＯＦＦＥＥ　ＦＥＳＴＩＶＡＬ　２０２４」が初めて開かれる。豆の生産からコーヒーの提供まで品質管理された「スペシャルティコーヒー」を味わってもらい、魅力を発信する。 　イベントは、コーヒー店の「ｈａｚｅｒｕ　ｃｏｆｆｅｅ（ハゼルコーヒー）」（富山市）と「ｈａｉｚ　ｃｏｆｆｅｅ　ｒｏａｓｔｅｒｙ（ヘイズコーヒーロースタリー）」（南砺市）、ベンチャー企業の「ＥＶＥＲＴ」（富山市）が実行委員を務める。業界で盛り上がりをみせるスペシャルティコーヒーを広めたいとの思いから企画した。 　当日は、商業施設「ＳＯＧＡＷＡ　ＢＡＳＥ」とグランドプラザで５店舗ずつブースを構える。東京や大阪、福岡などから専門店が集結し、それぞれ個性が異なるスペシャルティコーヒーで来場者をもてなす。 　各店のこだわりが感じられる格別な一杯を味わってもらうとともに、スタッフとの会話や開催するトークイベントなどを通し、コーヒーの持つ魅力やストーリーにも触れてもらう。

　ハゼルコーヒー代表取締役の窪田豊久さん（４６）は「コーヒーの新たな魅力に出合ってほしい」と話す。飲み比べができるチケットも５杯１８００円で販売する。オンラインとハゼルコーヒー、ヘイズコーヒーロースタリーの店舗でも購入できる。