児童にボールの扱い方を教える福西崇史さん（左）＝狭山市北入曽

　元サッカー日本代表で解説者の福西崇史氏さんと、埼玉県さいたま市緑区出身で元ジェフユナイテッド市原・千葉レディース選手の三木萌子さんが、狭山市北入曽の同市立入間野小学校で1～5年生の児童約70人にサッカーの授業を実施した。 大宮アルディージャの株式、レッドブルに譲渡　佐野社長「成功につなげる」

　1年生はボールを投げてキャッチしたり、シュートをしたりして運動を楽しんだ。福西さんと三木さんが手本を見せると、「すごい」「上手」と歓声が上がった。 　福西さんは「なんで失敗したか考えよう」「しっかり準備をして挑もう」とアドバイス。「日本代表はみんな（人の）話を聞くことができる人で、そこから努力して、練習を続けて上手くなる。みんなも1回目より2回目のほうが上手だった。さらに続けるか続けないかは自分次第」と呼びかけた。 　1年生の緒方ねねさんは、「（講師の）先生が優しく教えてくれた。シュートがうまくできるようになった」。サッカーを習っているという1年生の吉川篤人さんは「シュートが入って楽しかった。これからも（サッカーを）続けたい」と話した。三木さんは「私がサッカーを始めたきっかけは、浦和に住んでいて身近な存在だったから。子どもたちにも身近に感じてもらいたい」と語った。 　明日葉（本社・東京都港区）が運営する「狭山市立入間野小学童保育室」に通う児童が参加した。住宅ローン代理店事業を行うFBモーゲージ（本社・さいたま市大宮区）主催で、三木さんが同社社員として事業に携わり、県内の幼稚園などでアスリートから学ぶ授業を定期的に開催している。