Y2Kファッションの復活と共に再注目が集まっている元祖セレブ姉妹のパリス＆ニッキー・ヒルトン姉妹。2000年代初め、常識知らずのお嬢様キャラでメディアに登場し、一大セレブブームをけん引した彼女たちも今ではアラフォーとなりすっかり落ち着いた印象に。同じくセレブな配偶者との間に子どもを授かり、母親業を楽しんでいる様子だ。ここでは、パリスとニッキー、そして他のきょうだいも含む、ヒルトン家子どもたちの現在と、続々誕生している次世代のキュートな顔ぶれをチェック！ 【写真】Y2Kルックのお手本！ パリス・ヒルトンのレッドカーペットルック31をプレイバック

世界的ホテルチェーン創業家出身の有名一家

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ゼロ年代に元祖セレブ姉妹として一世を風靡したパリス＆ニッキー・ヒルトン。 ご存じの方も多いと思うが彼女たちは1919年にコンラッド・ヒルトンがテキサスの小さなホテルを購入してから始まった、世界にまたがるラグジュアリー・ホテルチェーン、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツの創業家出身だ。 父親リチャード・ヒルトンはコンラッド・ヒルトンの孫かつ、ウィリアム・バロン・ヒルトンの6番目の子どもで高級不動産を扱うヒルトン＆ハイランドの会長兼共同創設者。母親キャシー・ヒルトンは女優、慈善家、ファッションデザイナーで知られる。夫妻の間にはパリス＆ニッキーのほかに、長男バロン、次男コンラッドがいる。 近年、ヒルトン家の子どもたちはそれぞれ配偶者を迎え、続々と子どもを授かっている。

長女パリス・ヒルトン

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1981年生まれで、今年43歳になる長女パリス。2000年代初頭には妹ニッキーや、ミーシャ・バートン、リンジー・ローハン、ブリトニー・スピアーズなどと一緒にパーティーガールとして頭角を現し、友人のニコール・リッチーと共演した、世間知らずのお嬢様2人が突飛な言動で人々を驚愕させるリアリティ番組「シンプル・ライフ」でお茶の間の名物に。同時に香水やファッションブランドなど自身の名前を冠したビジネスを多数展開して大成功を収めた。 セックステープ流出事件や数々の交通違反を起こしての禁固刑、マリファナ喫煙問題などお騒がせのイメージが強かったが、近年はドキュメンタリー「This is Paris」（2020）や回顧録『Paris: THE MEMOIR』などで過去のトラウマを告白し、自らを見つめ直す過程を赤裸々に公開。若者など社会的弱者を救うための活動に従事し、かつての“おバカなブロンド”というイメージを払拭した。