松田宣浩氏 ソフトバンク・広瀬には新人離れした打球スピードがある 笹川は柳田の姿が重なる
◇交流戦 ソフトバンク2-0阪神(2024年6月14日 みずほペイペイD) 【松田宣浩 視点】いいぞ、笹川、いいぞ、広瀬。ナイス、熱男コンビ! 8、9番に座った未来ある2人が躍動しました。 初ホームランの広瀬選手は僕と同じで大学卒業して長距離を期待されて入ってきた。交流戦でチャンスをもらい、プロ1号。小久保監督のうれしそうな様子を見て、自分のプロ1号で当時の王監督に自分のことのように喜んでいただいたことを思い出しました。 広瀬選手は新人離れした打球スピードがあります。バットが外から出るタイプで、高い球を上からかぶせて打つ。だから速い球に負けない。腕っ節の強さも光ります。今、大切なのは自分らしさをとことん貫くこと。振り返るのはシーズン終了後でいいんです。 笹川選手は背番号44ということもあり、柳田選手がデビューした姿に重なります。初ヒットが出たし、柳田選手のように初球からどんどん、振っていく姿勢を継続してほしいと思います。 (スポニチ本紙評論家)