日本郵便がヤマト運輸を提訴、120億円の損害賠償求める…薄型荷物の配達委託見直し巡り
ヤマト運輸が日本郵便に薄型荷物の配達委託の見直しを打診したことを受け、日本郵便は23日、ヤマト運輸を相手取り、ヤマト側が配達委託の履行義務を負うことの確認や、不履行の場合の損害として120億円の賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした。 【表】ひと目で分かる…ヤマト運輸と日本郵便の協業の経緯
日本郵便の発表によると、ヤマトは2025年2月までに、薄型荷物「クロネコゆうパケット」の全ての配達を日本郵便に委託する予定だった。一方、ヤマトは25年1月から当面の間、委託を中断することを求めているという。