父が持っている「18金」が装飾されたノーブランドの腕時計。金が高騰している今、高く売れるのではないでしょうか?
金の価格が高騰している昨今、18金が装飾されている貴金属などをお持ちの方は、どの程度の価値があるのか気になるでしょう。過去に購入し、自宅で眠っている18金の貴金属や装飾品は購入時と現在で、どの程度価値が異なるのでしょうか。 誰もが知っているブランドの金製品であることはもちろん、製品そのものに、どの程度金が含まれているかも価値を決める大きなポイントです。 今回は、金が含まれている製品の価値について紹介します。自宅にある金含有製品の価値が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
金の相場や価値とは
金の「店頭買い取り価格」は買い取り業者によって異なりますが、おおむね1グラムあたり1万3000円台です(2024年10月時点)。買い取り業者によって異なりますが、それほど大きな差はみられないため、気になる場合は近くの買い取り業者で一度査定をしてもらうといいでしょう。 株式会社クオーレが実施した「金製品に関するアンケート調査」では、金製品を売ったことがあるかという質問に対し、およそ3割の方が「売ったことがある」と回答しています。その中で「思ったよりとても高く売れた」「思ったより高く売れた」という意見が全体の6割です。 なお、「売れることは知っているがまだ知らない」「売らない」と回答した6割以上の方の判断理由として「手放すのが惜しい」などの意見もありますが、「まだまだ価値が上がる」と考えて売却を見送り、そのまま保有している方も多数いるようです。 金は鉱物であることから採掘量が限られており、無価値になることはないようです。また、先進国・発展途上国を問わず、金の価値は共通です。いざというときのために手元に置いておくのも方法の一つでしょう。
18金の時計の査定のポイント
18金の時計を買い取りに出す際に、査定のポイントとしてみられる点は、大きく以下の2つです。 ・ブランド品であるかどうか ・含まれている金の純度・重量 それぞれについて、簡単に紹介します。 ■ブランド品であるかどうか 査定の際に大きなポイントとなる点は、ハイブランドであるかどうかです。オメガやロレックスなど、多くの人が知っているハイブランドであれば、金の含有量に左右されず高額査定となることが想定されます。 廃盤になっていたり、限定生産モデルだったり、といった付加価値が付くと、査定価値が高額になる傾向にあるようです。ハイブランドの時計の場合は、数十万円~数百万円、ものによっては数千万円の価値が付くこともあるようです。 ■含まれている金の純度・重量 査定のポイントとして、もう一つ重要視される点が、含まれている金の純度と重量です。18金の場合、含まれている金の純度は75%と高純度です。 金の重量は、ムーブメントなどの機械部分の重量を差し引いて算出し、買い取り価格が査定されます。ちなみに、時計内部のムーブメントの重量は、デザインやモデルによって異なります。目安としては、手巻きや自動巻きタイプのもので約15グラム程度、電池(クオーツ)式のもので10グラム程度といわれています。