ラジオ「妄想ミュージカル研究所」が定時放送に! MCのウエンツ瑛士&甲斐翔真を直撃
――今後、歌ってみたい楽曲を教えてください。 甲斐 「生演奏で歌える機会なんてなかなかないですからね。ミュージカル『RENT』の『RENT』は歌ってみたいかな」 ウエンツ 「僕は今、“もう自分がやることのないミュージカルソングを歌って葬っていく”というキャンペーンをしています(笑)」 ――そこでオファーが来る可能性もありますよね? ウエンツ 「『レミゼラブル』で38歳のマリウスが来たら、エポニーヌが気を使いまくるよ(笑)。僕は、設定を守った方がいいと思うんです。日本人は若く見えますが、ある程度設定は守った方が見やすいし、きちんと次の世代の人にバトンを渡していきたいと思っているので。なので、この番組で渡すことない空のバトンを滅する作業をしています」 ――具体的にはどのような作品が…? ウエンツ 「『レミゼラブル』のマリウス、『コンスタンツェ』のモーツァルトとかも、自分のライブで滅して、このラジオで滅して…。テレビと、最後は舞台でも滅したいです」 甲斐 「何回もこするんですね!?(笑)」
――ファンにとっては贅沢(ぜいたく)な時間ですね。甲斐さんは、MCは緊張するとおっしゃっていましたが、だいぶ慣れてきましたか? 甲斐 「人の何かを引き出すっていう要素が僕にはあまりなくて…」 ウエンツ 「そんなことないし、役者として悲しいこと言わないで(笑)」 甲斐 「芝居中の感情のやりとりはまだできるのですが、MCだと『この話題を振った方がいい』とか『次の話に行った方がいい』とかのタイミングが難しいんです」 ウエンツ 「それは感覚じゃないですかね。まず、時計を着けるところから始めようか」 甲斐 「(ウエンツの方を見て)時計を買ってもらおう!」 ウエンツ 「あそこの壁の大きな時計を外して渡すよ(笑)」
――ウエンツさんから見て、そんな甲斐さんのMCっぷりはいかがですか? ウエンツ 「素直に人に話を聞いて、感心するのが基本だし、それが全てなので。皆さんもお分かりの通り、甲斐くんはそれをきちんとされているから。誠実に聞いて、答えてもらったことに、誠実にうなずけばいいんです。台本を読み過ぎて、質問することにだけ集中して、答えを聞けなくなってしまう人も多いけど、甲斐くんはそれも全然ないし。やっぱり、誠実であることが一番大事だと思います」 甲斐 「収録中、ウエンツさんの背中を見て学んでいます!」 ――ありがとうございました! 11月も、TVガイドWebでは収録のアフタートークを届ける予定です。お楽しみに!