ラグビー ＢＲ東京の伊藤耕太郎がリーグワン初キャップ 次世代の司令塔候補「個人でレベルアップを」
◆ラグビー ▽リーグワン第１６節 トヨタ ４５―１８ ＢＲ東京（５日・秩父宮） 最終節が行われ、ＢＲ東京（旧リコー）はトヨタ（旧トヨタ自動車）に１８―４５で敗戦。レギュラーシーズンを３勝１３敗の１０位で終え、Ｐ・ヒューワット・ヘッドコーチは「６０分間はよかったが、８０分間高いレベルを維持しないといけない。若い選手にとってはいい学びになった。つらい経験をすることも必要」と振り返った。 発展途上のＢＲ東京。この日は、３月に明大を卒業したＢＫ伊藤耕太郎がリーグワンデビューを果たした。後半２０分から、ＦＢのポジションでプレー。「ルーキーらしく、思い切りできたかな」と一定の手応えを明かしつつ「チームが劣勢の中でどう優勢に変えていくかという所は、今日は何もできなかった。もっとチームにフォーカスしたプレーを心がけていけたら」と、課題も口にした。 チームに合流して約２か月。伊藤は２月に日本代表のトレーニングスコッド合宿に招集されるなど、日本代表のエディー・ジョーンズ監督からも注目される才能を併せ持つ。チームは２部との入れ替え戦へ回る事が決まっており、１部残留へ一丸となって挑む。伊藤は「入れ替え戦に向けても、来シーズンに向けても個人でレベルアップしていきたい」と更なる進化を誓った。
報知新聞社
