山下美夢有（ロイター）

◆米女子プロゴルフツアー　メジャー第３戦　全米女子プロ選手権　第２日（２１日、米ワシントン州サハリーＣＣ＝６７３１ヤード、パー７２） 　１５位から出た、日本ツアー２年連続年間女王の山下美夢有（みゆう、加賀電子）は３バーディー、１ボギーの７０とスコアを伸ばし、通算３アンダーでトップと３打差の６位の好位置で決勝ラウンドへ進んだ。この日はフェアウェーを外したのは１度だけとティーショットが好調だった。 　ラウンド後はＷＯＷＯＷのインタビューに「昨日より今日は比較的ショットが安定していて、狙いたい方向にしっかり打つことができて、昨日よりもボギーを減らして回ることができたので、アンダーパーで回ることができた。（午後組でのプレーに）今日はグリーンも硬くて比較的、縦距離もなかなか合わないゴルフだったが、何とかパーセーブして、チャンスが来た時にしっかり取ることができて良かった」と明るい表情で語った。 　フェアウェーが狭く、難しい林間コースで落ち着いたプレーを見せた。「昨日に比べてショットはだいぶ良くなってきている。残り２日間しっかり良いリズムで回りたい」。第３日に向け「やっぱり難しいけど、まずはパーセーブをしっかりして、チャンスで取れたらいい」と見据えた。 　日本勢４番手の世界ランク２２位から逆転でのパリ五輪代表争いに向けても週末のプレーが重要になる。