香取慎吾、初タッグの演出家からの質問で気づき「君はシャイなのかい」「必死なんです」
俳優で歌手の香取慎吾が8日、東京・日生劇場で上演される舞台『テラヤマキャバレー』公開ゲネプロ前舞台あいさつに登壇した。 【全身カット】世界観に魅了される…ロングコートがスタイリッシュな香取慎吾 2023年に没後40年を迎え、その稀有(けう)な才能に再び注目が集まる寺山修司が今生きていたら、何を思い、何を表現したのか。本作では虚実に満ちた寺山のパワフルな世界が、新進気鋭の作家・池田亮氏の脚本とデヴィッド・ルヴォー氏の演出、香取主演で表現する。舞台は生と死が交錯するキャバレー。寺山の詞による多くの昭和の名曲を織り交ぜた、これまでにない驚きの音楽劇となる。 デヴィッド・ルヴォー氏(演出)、池田氏(脚本)と質疑応答に臨んだ香取はけいこ期間を振り返り「1月4日から毎日やっていまして、舞台経験がそこまで多い方ではないので、本当に毎日なんだ、とびっくりしました。本当に毎日やるんですね。時間きっちり。いい生活になりまして」と驚きを感じたそう。 さらに「けいこはじまってすぐにルヴォーさんから『君はシャイなのかい』と言われました」といい、芝居のときは共演者と話をする方ではなかったという香取は「『シャイなのかい』と聞かれて、その答えで自分で気づいたのですが『シャイじゃないです。必死なんです』そうか、僕は必死だったのか、と(笑)」と苦笑した。 続けて「ギリギリまで台本を持っている。今回もギリギリまで持ってはいたんですけど、劇場入りしたときには台本をはずすことができました」とうれしげに報告。会場から拍手が起こると「とっても楽しくここまでこれました。ルヴォーさんは、笑顔で優しく違うところも『こっちに進んで』と教えてくれる。演出や脚本を信じてここまできたので必ず千秋楽まで進めると思っています。頑張ります」と意気込んでいた。 東京は29日まで日生劇場、大阪は3月5日から10日まで梅田芸術劇場メインホールで上演される。成河、伊礼彼方、村川絵梨、平間壮一、凪七瑠海も参加した。