ヤンキース、下手投げの救援左腕と単年で契約延長か?「明らかにブルペンの左腕投手層を厚くしようとしている」
MLBのニューヨーク・ヤンキースが同球団からフリーエージェント(FA)となった救援左腕ティム・ヒルとの再契約を検討していると複数米メディアが報じた。 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場 34歳のヒルは2018年にカンザスシティ・ロイヤルズでメジャーデビューし、その後、サンディエゴ・パドレス、シカゴ・ホワイトソックスと球団を渡り、今季シーズン途中にヤ軍に移籍。今季ヤンキースで62試合に登板し、防御率3.36、4勝0敗、31奪三振、WHIP1.43の成績をマークしたが、今オフシーズンにヤ軍からFAとなっていた。 34歳左腕について、MLB移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』は、「ヤンキースの40人ロースターで左利き投手は先発投手のマックス・フリードとカルロス・ロドンのみで、ブロンクスは明らかにブルペンの左腕投手層を厚くしようとしている」と伝えた。 また同専門サイトは、「レギュラーシーズンにヤンキースで44イニングを投げて、防御率2.05を記録。プレーオフでは10試合に登板して、8・1/3イニングを投げて、防御率1.08というわずかな数字を残した」とヤンキースでの活躍を伝え、続けて「ヒルの成績は大きな変動が生じることがあり、パフォーマンスが不安定」と評価した。 その上で、同専門サイトは、34歳のヒルがヤンキースとの再契約について「年齢とやや不安定な実績のため、契約は1年に限られるだろう」と予測。しかし、単年契約が濃厚な同左腕について「この条件と金額は、すでに最高額を超えると見込まれているヤンキースにとって間違いなくプラスとなる」と獲得する可能性が高いことを伝えた。 構成●THE DIGEST編集部