ウクライナに620億円支援表明 バイデン米政権、防空強化
【ワシントン共同】バイデン米政権は10日、ロシアの侵攻が続くウクライナに対し、総額4億ドル(約620億円)相当の追加軍事支援を実施すると表明した。防空の強化に向け、大統領権限で米軍の備蓄から地対空ミサイルシステム「パトリオット」用の弾薬などを供与する。 今回の支援には高性能地対空ミサイルシステム「NASAMS」用弾薬、高機動ロケット砲システム「ハイマース」、地対空ミサイル「スティンガー」、対戦車ミサイル「ジャベリン」なども盛り込んだ。 カービー大統領補佐官は、ロシアがウクライナ東部ハリコフ州などで数週間のうちにさらなる攻勢に出る可能性があると指摘した。