実力派ガンプラモデラーが『SEED FREEDOM「アカツキ」』でみせた“金”へのこだわり「メッキはがして、ゴールドを4種塗り分け」
実力派のモデラーが集うモデリングサークル『YoHaNa』に所属し、自身も『GBWC』(GUNPLA BUILDERS WORLD CUP)ファイナリストというヨ作さん(@Pulucky13)は、近作として『AKATSUKI GUNDAM spec 2』を発表。大ヒットを記録している映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(以下/SEED FREEDOM)に登場する「アカツキガンダム」をバージョンアップさせた機体を作り上げ、SNSで賞賛された。一見、ゴールドに輝くボディが印象的だが、細部にまで丁寧に作り込まれている本作はどのように生まれたのか?制作の背景を聞いた。 【写真121枚】ビームサーベルを構えた姿もカッコイイ…『GBWC』ファイナリストの『アカツキ』ほか<ヨ作さん作品集>
■映画観た勢いで制作「『アカツキ』の登場には興奮しました(笑)」
――本作のお話を伺う前に、『SEED FREEDOM』はご覧になりましたか? 【ヨ作】はい、映画館にて楽しく拝見させていただきました。『SEED』シリーズは、当時リアルタイムで見ていた世代です。そのころはよく分かっておらず、ただ「カッコいい!」と思って見ていました。今回の作品は、もう動きが当時の200%UPでカッコよくて感動しました、特にオーブ製のモビルスーツ(MS)が好きなので、「ムラサメ改」にもビビッときたんですが、やはり「アカツキ」の登場には興奮しました(笑)。 ――アカツキに強い思い入れがあるのですね? 【ヨ作】もともと好きな機体ではありました。特にバックボーンというか、背景やストーリ性も強い機体だと思います。換装されるバックパックも素敵ですよね。何よりもあのメチャクチャ装甲が大好きです。 ――では、今回アカツキを作ることも必然だったのですね。 【ヨ作】そうですね。以前、『暁アストレイ』を制作したんですが、そろそろ『2代目アカツキ』を作ろうかなと。映画を観て、熱が上がり勢いですね。 ――映画からインスピレーションを受けられたのですね。どのようなキットを使用したのですか? 【ヨ作】使用キットは、『MGエクスインパルスガンダム』『1/100アカツキガンダム』の2つです。あと、腕部分は『MGフリーダム2.0』のジャンク品を使用しました。制作期間は今年の2~3月です。