＜巨・D8＞初回、適時打を放つ坂本（撮影・島崎忠彦）

　◇セ・リーグ　巨人4―0DeNA（2024年5月15日　福井） 　4年ぶりのV奪回を目指す巨人はDeNA戦（福井）に快勝して2連勝。阿部体制初の貯金5とし、単独首位をキープした。 　巨人の貯金5は原体制だった2023年6月16日以来334日ぶり。DeNA戦は前回対戦から4連勝となっている。 　初回に敵失から2死一、二塁の好機を築き、坂本の左前適時打で先制。3回に吉川の11試合連続安打となる右前適時打で2点目を入れると、7回には代打・丸が2号2ランを放って快勝した。 　坂本は初回の先制打が自身の現役最多を更新する通算2353安打目。また、塁打数も自身の現役最多を更新する3716とし、大島康徳（日本ハム）に並ぶNPB歴代17位タイに浮上している。 　先発右腕・堀田は三塁を踏ませず、二塁進塁を許したのも1度だけという6回2安打無失点の好投で無傷の今季3勝目。これでリリーフ登板を含めて15回1/3連続無失点となった。 　なお、巨人は8年ぶりとなる福井での主催試合だったが、これで5連勝となり、通算7勝3敗となっている。 　▼坂本　先制点が大事なので、先に取れて良かったです。 　▼吉川　追加点を取れて素直にうれしいです。チーム一丸で頑張ります。 　▼丸　チャンスだったので積極的にスイングしていきました。良い形でいけたと思います。