色鉛筆画の世界に魅了 寒河江で音海はるさんの「ライブドローイング」
写真のようなリアルな色鉛筆画で知られる山形市出身の色鉛筆画家・音海（おとみ）はるさんの「ライブドローイング」が12日、寒河江市立図書館で開かれた。繊細に描かれる猫の毛並みなどを来場者は食い入るように見つめていた。 「ＳＡＧＡＥまちなか芸術祭」（9月27日～11月4日）の一環。ライブドローイングは午前と午後の2回行われた。音海さんは鉄筆で紙をへこませ、色鉛筆で毛を塗り重ねる作業を公開した。 「何度も色を重ねて本物に近づけている」などと音海さん。寒河江中部小3年斉藤世梛（せな）さん（9）は「集中力がすごかった。私も挑戦してみたい」。すっかり色鉛筆画の世界に魅了された様子だった。
