オールドコースだけじゃない/いまさら聞けないセントアンドリュース(2)
女子ゴルフの最高峰、メジャートーナメントの2024年最終戦「AIG女子オープン(全英女子)」が22日(木)に始まります。今回は2013年以来11年ぶり3回目のスコットランド・セントアンドリュース オールドコース開催。いまさら他人に聞けないポイントをおさらいします。 【画像】セントアンドリュースを一気見 セントアンドリュースには最も有名なオールドコースを含め、7つのコースがあります。トム・モリス設計のニューコースは名前に反し、1895年からと長い歴史を誇ります。当初女性や初心者向けだったジュビリーコースは、オープンから約100年後の1988年にチャンピオンシップコースに改修されました。イーデンコースは英国の巨匠、ハリー・コルトの設計。 5628 yd(パー69)のストラスタイラムコースは初心者向けとされ、15個“しかない”バンカーを巧みに配してアイアンの正確性を求めてきます。バルゴブコースはリンクスの練習にうってつけの9ホール。2008年にオープンした最も新しいキャッスルコースは北海を望む崖の上にあり、絶景でもオールドコースより難しいと評判です。 もちろん全てパブリックコース。ちなみにハイシーズンのグリーンフィー(プレー代)を比べてみると… ・オールド:320ポンド(約6万518円) ・ニュー:140ポンド(約2万6476円) ・ジュビリー:140ポンド(約2万6476円) ・イーデン:70ポンド(約1万3238円) ・ストラスタイラム:50ポンド(約9456円) ・バルゴブ:15ポンド(約2836円) ・キャッスル:170ポンド(約3万2150円) ※オールドコースのみ16歳以下も同料金