清野菜名主演の月9ドラマ「119エマージェンシーコール」に瀬戸康史、子煩悩な指令管制員役
清野菜名が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「119エマージェンシーコール」の放送スタート日が2025年1月13日に決定。同作に「愛なのに」「スオミの話をしよう」の瀬戸康史が出演するとわかった。 【画像】2018年のドラマ「海月姫」で、ファッションセンスを極めすぎた美男子役を務めた瀬戸康史 同作では、消防局の通信指令センターを舞台に、119番通報に応答して適切に救急車や消防車の出動を指令し、命をつなぐ最前線に立つ指令管制員(ディスパッチャー)の姿が描かれる。月9初主演の清野が横浜市消防局・司令課3係の新人指令管制員である粕原雪(かすはらゆき)に扮した。 瀬戸が月9枠に出演するのは、2018年放送のドラマ「海月姫」以来7年ぶり。今回は雪の教育係を担う指令管制員・兼下睦夫(かねしたむつお)を演じる。兼下は2年前まで消防士だったが、ある出来事がきっかけで現場を離れた人物で、通信指令センターでの仕事が嫌いではないが、どこかいつもふてくされていて文句が多い。既婚者で小学生の息子を最優先する子煩悩な一面も持つ。 瀬戸は「彼の成長物語でもあるのかなと思っています」とドラマに言及し、「仲間ってすてきだな、家族っていいなと思える作品になっていて、そういった絆を描いている物語でもあるので、ぜひ皆さんお楽しみに!」とメッセージを送る。プロデューサーの渡辺恒也は「どんな振り幅のある役どころでも、その人物の人間性の“核”を正確に捉えてくれるので、信頼して役を預けられる役者だと思っています」と瀬戸についてコメントした。 「119エマージェンシーコール」は毎週月曜21時より放送。脚本を「降り積もれ孤独な死よ」の橋本夏と、小柳啓伍が執筆し、演出を「救命病棟24時」「医龍-Team Medical Dragon-」シリーズの水田成英、「イップス」の並木道子、「バントマン」の丸谷俊平が担当する。 ■ 119エマージェンシーコール フジテレビ系 2025年1月13日(月・祝)スタート 毎週月曜 21:00~21:54 ※初回30分拡大 ■ 瀬戸康史 コメント □ 出演が決まったときの思い 僕は119番通報をかけたことはないのですが、もちろんこの通信指令センターという存在は知っていました。ですが、存在は知っていながらも、そこでどのようなことが繰り広げられているかまでは全く知らなくて、今回出演するにあたって映像などを拝見させていただき、本当に大変なお仕事だと思いました。集中力も必要ですし、冷静さを保つ精神力も必要な職業だなと思います。緊張感もありつつ、どこか俯瞰して自分を観察しなきゃいけない職場なのかなと想像しています。 □ 役の印象 僕が演じる兼下は不器用な人なのかなという印象です。過去に起きたあることがきっかけでこの通信指令センターに来たのですが、まだ過去を引きずっている兼下がどう乗り越えていくのか、そしてこれから仲間たちとどう過ごしていくのか、119番の通報をしてきた方とどう接していくのか、彼の成長物語でもあるのかなと思っています。 □ 役作りで意識していること チームで動いていくことが大事になってくると思います。僕が演じる兼下は一匹狼のような側面もあるのですが、やはりチームであることを意識して演じていけたらいいなと思っています。 □ 意気込み 今回は想像力がキーワードになっています。それは僕が生きていく中でもテーマだなと思っていることで、想像力がないと相手の気持ちも分からないですし、ドラマの中では通報者の状況を想像しないといけないと思っています。この仕事だけではなく、皆さんが暮らしていく中でも想像力が大事なのではないかと思いますので、このドラマを通して伝えていけたらいいなと思っています。 □ 視聴者やファンへのメッセージ 「119エマージェンシーコール」は通信指令センターの物語ではあるのですが、群像劇でもあり、ドラマとしてとても面白い物語になっています。仲間ってすてきだな、家族っていいなと思える作品になっていて、そういった絆を描いている物語でもあるので、ぜひ皆さんお楽しみに! ■ 渡辺恒也(プロデューサー)コメント 瀬戸さんとは何度目かのお仕事になるのですが、どんな振り幅のある役どころでも、その人物の人間性の“核”を正確に捉えてくれるので、信頼して役を預けられる役者だと思っています。瀬戸さんに演じてもらう兼下は、何を言われても揺るがない信念と、他人のことを第一に考えられる優しさ、そのふたつを絶妙なバランスで内包することができる、懐の深さを持ったキャラクターです。清野菜名さん演じる雪とは、現場との距離の取り方についての考えや仕事へのアプローチが異なっているけど、それぞれの人を助ける思いの強さは変わりません。一匹狼タイプだった兼下が、雪との出会いによってどのように変わっていくのかにも注目していただければと思います。 (c)フジテレビ