【韓国ドラマ】抗えない色気にハマる大人が続出!? 今知っておきたい韓国俳優ソン・ソックに夢中になるワケ
【さすらいのライター山崎's Recommend Point!】
汗みどろのTシャツに無精髭。月の下で一人黙々とあおるソジュ(お酒)。寡黙でニヒルなのに時折見せる大胆な熱い行動。私のまわりのアジュンマたちの中で、ク氏の虜にならなかった人はもちろんひとりもおりません。そう、2022年の名作『私の解放日誌』。この作品でミステリアスな男ク氏を演じ、いきなり全国区へと躍り出た俳優ソン・ソック。どちらかというとすっきり端正なイメージの多い韓国俳優の中にあって、一癖も二癖もありそうな体の芯までじんじんと揺さぶりまくってくるあの抵抗し難い色気は(なのに清潔感もある!)やっぱり唯一無二と思うのですが、いかがでしょう。 【写真】今知っておきたい韓国俳優&おすすめ作品 ドラマデビューは34歳という遅咲きで、しかも、その作品『センス8』(ペ・ドゥナと共演)は、米ドラマという変わりダネ。その経歴もかなりユニークで、生まれは韓国なんだけど(おうちは財閥家らしい)、中学校の時に米留学、シカゴ美術館付属美術大学へと進学しドキュメンタリーを専攻していた模様。その後、兵役で帰国するも韓国語の会話と習慣になじめず(欧米か←古いけど)、自らイラク派遣を志願しイラクへ。派遣兵はかなりの精鋭しか選抜されないというから、その頭脳も腕力もかなりな手練れに違いありません。除隊後はなんとプロバスケ選手を目指しカナダへ。冗談みたいだけどマジらしい。で、その練習の傍ら通い始めた演劇アカデミーで目覚めたのが俳優業。なかなか芽が出ない30代前半を経ての今に至る……というなかなかレアなプロフィール。 一見すると悪人寄りのお顔立ちではありますが、デビュー作の『センス8』も含めて意外に多いのが刑事役。で、『マザー~無性の愛~』の虐待スレギ役や『恋愛体質~30歳になれば大丈夫』の言葉DV監督役、『D.P.-脱走兵追跡官-』シーズン1のこすっからい上官役、映画『犯罪都市THE ROUNDUP』の凶悪犯役などなど、悪寄りのお役も悪くないのではありますが、私的には『カジノ』『殺人者のパラドックス』など、一見クールに見えつつ、その内にピュアな正義感と情熱を秘めたソック刑事により萌え萌え。風船膨らませつつチェ・ウシクを追う『殺人者~』の大人セクシー刑事も良きですが、私的イチオシなのが『カジノ』の派遣刑事。フィリピン舞台なだけあって、度々披露される巧みな英語力はもとより、同僚のフィリピン警察官との友情にもたっぷり泣かせていただきました。来年配信予定のキム・ダミとの新作『ナインパズル』もなんと刑事役! 今から待ち遠しくてたまりません。