【ブリーダーズGC】池江師「無事に馬を戻してアメリカに備えたい」オーサムリザルトはBCへ
8月27日、門別競馬場で行われた交流G3・ブリーダーズゴールドカップ(牝馬限定・ダ2000m)は、単勝1.1倍武豊騎乗の1番人気、オーサムリザルトが無傷の7連勝を決めた。この後は一度栗東に戻り、ブリーダーズカップへの参戦が予定されている。 「体幹がしっかりしてきて11キロ増も問題なく精神的にも落ち着いていました。パドックでジョッキーが跨ったら、気合が入ってオンオフがしっかりしているところがいいところだと思います。この後、アメリカと聞いているので、様子を見ながら調整していきたいと思います」(塩津有也調教助手) 「上手くジョッキーがスッと出してくれましたね。右回りはちょっと苦手なのか少し4コーナーで張り気味でしたね。左回りの方がベターで、アメリカは左回りですし、無事に馬を戻してアメリカ(ブリーダーズカップ)に備えたいと思います」(池江泰寿調教師) レース結果、詳細は下記のとおり。 8月27日、門別競馬場で行われた11R・ブリーダーズゴールドカップ(Jpn3・3歳上・牝・ダ2000m)は、武豊騎乗の1番人気、オーサムリザルト(牝4・栗東・池江泰寿)が快勝した。5馬身差の2着に4番人気のデリカダ(牝5・栗東・吉田直弘)、3着に5番人気のドライゼ(牝5・大井・真島大輔)が入った。勝ちタイムは2:04.0(不良)。 2番人気で北村友一騎乗、サーマルソアリング(牝4・栗東・藤原英昭)は、6着敗退。
交流重賞2連勝
単勝1.1倍、断然の1番人気に支持された武豊騎乗、オーサムリザルトが無傷の7連勝を飾った。この勝利で交流重賞2連勝。一頭だけ57キロを背負ってのレースとなったがそれでもライバルを圧倒。無傷のまま連勝街道を突っ走っている。予定通りならばこの後はブリーダーズカップディスタフ(11月2日・デルマー・G1・ダ1800m)への参戦予定で、世界デビューが目の前に迫ってきた。 オーサムリザルト 7戦7勝 (牝4・栗東・池江泰寿) 父:Justify 母:Blossomed 母父:Deputy Minister 馬主:インゼルレーシング 生産者:Orpendale/Chelston/Wynatt 【全着順】 1着 オーサムリザルト 武豊 2着 デリカダ 三浦皇成 3着 ドライゼ 石川倭 4着 サンオークレア 吉村智洋 5着 シダー 富田暁 6着 サーマルソアリング 北村友一 7着 エナハツホ 藤懸貴志 8着 ポルラノーチェ 落合玄太 9着 スギノプリンセス 服部茂史 10着 ウワサノシブコ 松井伸也 11着 サウスヴィル 宮内勇樹 12着 メイドイットマム 桑村真明
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