“大関”の腕で眠る赤ちゃんも 鹿児島で新春恒例の相撲大会
約250年の歴史がある新春恒例「立神正月相撲大会」が3日、鹿児島県枕崎市立神本町の駒場公園相撲場であった。地元の立神校区公民館の主催。小学生、中学生、高校生・一般の部に分かれて熱戦を繰り広げ、紅白の餅つきのほか、赤ちゃん土俵入りもあった。 赤ちゃんたちは地元の歴代“大関”に抱っこされて土俵へ。大泣きする子、ご機嫌な子、中にはすやすやと眠り、大物ぶりを発揮する子もいた。 脇山茅帆(ちほ)ちゃん(8カ月)は最初はきょとんとした表情だったが、途中から脚をバタバタさせイヤイヤ。父恭平さん(31)は「普段はおっとりした子。元気にすくすく育ってほしいと願って土俵入りさせてもらった」と話していた。【梅山崇】