大谷翔平が「ルースの建てた家」で“二刀流” 試合前に投手リハビリから「2番・DH」で先発出場
◆米大リーグ ヤンキース―ドジャース(7日・米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム) ドジャース・大谷翔平投手(29)が7日(日本時間8日)、敵地・ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場する。試合前には昨年9月の右肘手術から投手リハビリの一環として行っているキャッチボールを実施し、18分間で68球を投げ込んだ。 中2日での投球となったが、セットポジションから丁寧にフォームなどを確認した。今季は打者に専念しているが、投手としての復帰に向け「ピッチングの日は独特の緊張感があると思うので、恋しいと言えば恋しい」と話している。 元祖二刀流の「ルースが建てた家」とも言われるヤンキースタジアム。エンゼルス時代の大谷は同球場で13試合に出場し、打率1割3分ながら、6安打のうち4本がホームラン。昨季も開場100周年記念試合で先制2ランを放った。21年には3連戦のカード初戦に同球場では自身初安打となる先制ソロを放ち、2戦目には2打席連発。3戦目には投手として1回持たず7失点でKOされたが、確かな爪あとを残してきた。
報知新聞社