カルヴィン・フィリップス、暴言に反応しファンに中指を立てる
ニューカッスル戦でPKを献上するミスを犯す
マンチェスター・シティから、ウェストハムにレンタル移籍中のカルヴィン・フィリップスがファンに中指を立てたようだ。英『The Standard』が伝えている。 第30節アウェイ、ニューカッスル戦で2点リードの場面で途中出場するも、PA内でアンソニー・ゴードンを倒し、PKを献上するミスを犯した。その後、ニューカッスルに試合の主導権を握られてしまい、ウェストハムは逆転負けを喫している。 ウェストハムの指揮官、デイビッド・モイーズ監督はPKを献上したフィリップスを批判することを避けたが、同選手を途中出場させた自身の判断ミスを認めた。このようなフィリップスの状態から、ファンの槍玉にあがることも珍しくなくなってきた。 そしてこの試合後、スタジアムでバスに乗り込む際に事件が起こる。ウェストハムファンが「役立たず」と叫んだのだ。SNSで拡散した動画によるとフィリップスが、バスのフロントガラス越しに中指を立てた姿が写っていた。 同メディアはウェストハムにこの件を問い合わせたが、コメントは返ってこなかった。しかし、動画を見る限りフィリップスが中指を立てたのは、間違いないだろう。 フィリップスはこの冬、出場機会を求めてシティからウェストハムにレンタル移籍で加入した。しかし、ウェストハムに加入後も、失点に直接関与するなど、本来の姿とは程遠いパフォーマンスを披露している。既定路線と言われたウェストハムへの完全移籍も怪しくなってきた。 残り8節となったウェストハム。フィリップスは挽回できるか。
構成/ザ・ワールド編集部