59歳俳優、献体写真公開騒動を嘆く「SNSにUPするなんて発想には心底驚いた、無念だろう」
俳優の高知東生(59)が25日までにX(旧ツイッター)を更新。東京美容外科の女性美容外科医が献体写真公開などのSNS不適切投稿したことについて、私見を述べた。 【写真】献体写真公開で炎上の女性美容外科医 女性外科医はグアムでの解剖研修の写真を公開し「いざ Fresh cadaver(新鮮なご遺体)解剖しに行きます!」「頭部がたくさんあるよ」などとSNSに投稿。献体された死体の一部にはモザイクがかかっていなかった。ネット上の騒動を受け、女性外科医は当該投稿を23日までに削除し、自身のブログに謝罪文などを掲載した。 高知は「人が死ぬって事は一番厳粛な気持ちになることだと思う」と書き出した上で「ご遺体の前でピース写真を撮ろうとか、ましてやそれをSNSにUPするなんて発想には心底驚いた」とつづった。 さらに「検体なんて俺は考えたこともなかったが、志を茶化されるとは無念だろう。亡くなったあとまで自分の身体のこと『脂肪が多い』とか言われたくないよな」と続けた。 高知の投稿に対し「感覚として『やってはいけないこと』だと何故分からないのか不思議です。日本から、言わなくても分かる『共通の常識』が失われているような気がします」「人類は、いや人以前の原人の頃から死者を埋葬し死者の尊厳性に敬意を示して来ました。身近な親族仲間の死を悼む哺乳類も報告されています。 医学の為にご提供頂いたご遺体へは最大限の敬意を持ち尊厳を尊重しなければなりません」「人生順調な時ほど気を引き締めなければと思いました」などと書き込まれていた。