舘ひろし&柴田恭兵『あぶない刑事』でキャラのプライベート初披露の裏側明かす
映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)で、いままで描かれてこなかったタカ&ユージのプライベートについて言及されている。タカ&ユージを演じる舘ひろし&柴田恭兵が、プライベートな瞬間を演じた際の秘話を明かした。 【動画】『帰ってきた あぶない刑事』舘ひろし&柴田恭兵インタビュー 38年前に放送されたテレビドラマ「あぶない刑事(デカ)」は、そのスタイリッシュかつファッショナブルなカッコよさと、ド派手なアクションやコミカルなキャラクターの魅力で、社会現象を巻き起こした。以降、テレビシリーズやスペシャルドラマ、映画が作られ、2016年公開の『さらば あぶない刑事』で幕を閉じた……はずだった! 8年ぶりにスクリーンに帰ってきた舘演じる“ダンディー鷹山”ことタカと、柴田演じる“セクシー大下”ことユージの伝説的バディが、新たな姿で魅せる。
『さらば~』のテーマは「原点回帰」だったが、今作では新たな試みが数多くなされている。メガホンを取った原廣利監督は「あぶ刑事」初挑戦。スタッフチームも若手で、映像もテンポも「いままでにない、まったく新しい『あぶ刑事』です」と舘は自信を見せる。さらに「今回は2人の娘かもしれないという女性が登場するんです。これまで、タカとユージのプライベートはあえて描いてこなかったので、お父さんらしい一面を出せたらいいと思いました」と柴田。舘も「最初に撮ってくださった長谷部安春監督の、プライベートは出さないという考えをずっと守ってきていましたが、今回はそこもチャレンジですね」と続けた。
刑事を定年退職後にニュージーランドで探偵をしていた2人が、当地で警官ともめて出禁となり、横浜に舞い戻ったところから今作ははじまる。新たに開いた探偵事務所には2人それぞれの居室もあり、「プライベートな空間に入ったのは初めてで、新鮮でした」と舘は感慨深げだった。柴田は「ただ、あまりにウェットになりすぎると『あぶ刑事』ではなくなってしまうので、そのバランスは心配でした。でも完成品を観たら、素敵な作品になっていました」と満足そう。舘も隣で「その通り」という顔でほほ笑んだ。