【台湾牛肉麺店 第2弾】予約困難店から老舗まで! 台北で行くべき人気店3選
旨みが利いた牛肉麺と、台湾ではあまり見かけない擔擔(タンタン)麺が人気
◆史記正宗牛肉麵 長年店を構えていた民生東路から四平街へ移転し、装いも新たに再スタートを切りました。店舗の外観は以前と比べてスタイリッシュな印象ですが、テーブルなどのインテリアには以前の店舗の雰囲気が残されていて、移転後も変わらない空間で牛肉麺を楽しめます。座席数は若干減っているように感じますが、10組ほどは入れます。 こちらの店舗の一押しメニューは、白濁スープの「清燉牛肉麵」。スープはあっさりしていながらもしっかりと旨みを感じられ、肉は柔らかく仕上げられています。辛みはまったくないので、オーソドックスなピリ辛風味を楽しみたい方は「紅燒牛肉麵」がおすすめです。辛さは4段階から選ぶことができ、麺はスープと相性のよい細麺のみとなっています。 最後にもう一品おすすめしたいのが、ゴマの風味がしっかり利いたまぜそばの「擔擔麵」。通常のサイズよりも一回り小さいので、メインの牛肉麺にプラスしてシェアしながら食べるのにもぴったり。ちょっと違った風味も味わいたいという方は、ぜひ注文してみてください。 史記正宗牛肉麵 所在地 台北市中山區四平街19號 電話番号 02-2563-3836 営業時間 11:30~15:00、17:30~21:00 アクセス MRT松江南京駅出口8より徒歩約4分
行列必至! 牛肉麺好きなら外せないお店
◆廖家牛肉麵 ミシュランの「ビブグルマン」にも選ばれた老舗牛肉麺店。営業時間が4時間と短いこともあり、店の前には毎日行列ができています。ただ、回転は比較的速いので、行列を見てもひるまず並んでみてください。 席数はテーブル席が5、6席ほどと少なめですが、注文してから料理が出てくるまでの速さには驚くはず。このスピード感が、回転率のよさにつながっているのでしょう。 肉は柔らかく、スープは牛肉の強い旨みと醤油のえんみが利いた、ほどよい濃厚さ。麺もモチッとした食感で、オーソドックスな味わいながら全体的な完成度が高い。このワンランク上の味わいは、牛肉麺通であるほど感じられるのではないでしょうか。 メニューには、ホルモンの煮込みや乾燥させた豆腐とジャコの煮物といったおつまみもあり、こちらはカウンターで注文します。麺料理が来るまでの間、小鉢を1品頼んで待つのが、このお店の定番スタイルです。 廖家牛肉麵 所在地 台北市大安區金華街98號 電話番号 02-2351-7065 営業時間 10:00~14:00 定休日 月曜 アクセス MRT東門駅出口3より徒歩約10分 矢作 晃之(やはぎ てるゆき) 埼玉県出身。お会いした方から「日本語上手ですね」と言われますが、100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て、中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、2006年に台湾で会社を立ち上げ、現在に至ります。TVロケや雑誌取材のコーディネーターとして、たくさんの方に台湾の魅力を知ってもらえるよう、一生懸命新たな情報を探しながら紹介しております。CREA WEB読者の皆さんに「喜ばれる」「使える」「役に立つ」情報を発信させていただこうと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!!
矢作 晃之