佐野海舟、マインツでのライバルは?移籍したMFの「後継者となる」と地元紙も期待【海外の反応】
ドイツ・ブンデスリーガ1部のマインツは現地時間3日、鹿島アントラーズからサッカー日本代表MF佐野海舟を獲得したことを発表した。マインツの地元紙『Allgemeine Zeitung』が佐野に期待を寄せている。海外初挑戦でドイツで成功を収めることができるだろうか。 佐野の獲得についてマインツでスポーツ・ダイレクター(SD)を務めるクリスティアン・ハイデル氏は公式サイトで「佐野海舟のボールキープ、テクニカル、走力、ファイターとしてのメンタルは我々のMFを強くする」とコメントし、期待の強さが伺える。 ドイツメディア『Allgemeine Zeitung』は「マインツは(レアンドロ・)バレイロの後継者として佐野海舟とサインした」と題して佐野を紹介。「サイズだけではなく佐野の試合を見ると、バレイロの記憶がすぐに蘇ってくる。重心の低さ、プレーの力強さなど」と今夏ベンフィカへ移籍したMFレアンドロ・バレイロの最高の後継者になれると期待を寄せている。 さらに、同メディアは佐野のライバルに23歳のドイツ人MFトム・クラウスを挙げ、「佐野はマインツのダブルボランチでナディーム・アミリの隣に起用され、トム・クラウスと争うことになる。この日本人の主なタスクはバレイロと似たものになるだろう」と言及した。 クラウスは昨季マインツで公式戦31試合に出場1得点2アシストを記録しているが、佐野はライバルとなるであろう同選手からポジションを奪うことができるか。
フットボールチャンネル編集部