大地震のXデーに備えて「防災食」としてのシュウマイを常備すべし!【みんなが知らない、シュウマイの実力】
そこで、ストックしておくと便利なシュウマイ商品をふたつご紹介。 ひとつ目は、崎陽軒の「真空パックシウマイ」。これは、崎陽軒のオーソドックスな「昔ながらのシウマイ」を真空パックにしたもの。なんと常温で最大5ヶ月保存できます。旅先で持っていくお土産用に、保存期間を伸ばすために開発されたものですが、災害時の保存としても応用できるわけです。 一般的な冷蔵、冷凍シュウマイのように、レンチンで食べることもできますが、このタイプは湯せんでも温められますので、災害時にお湯さえ沸かすことができれば、熱々の「昔ながらのシウマイ」が食べられます。 もうひとつが、昨今の冷凍シュウマイ市場を牽引する存在のひとつ、味の素冷凍食品の「ザ★®シュウマイ」です。 前出の通り、シュウマイは災害時の「主菜」のバリエーションになるわけですが、数ある冷凍シュウマイの中でも、この「ザ★®シュウマイ」はダントツのご馳走感。 食べ応え、濃密な味わい、たけのこなどの素材の風味や食感。単調な食事が続く災害時の食において、この幸福感があることは、不安になりがちな状況において心の大きな支えになるでしょう。 また、前出のアレンジにおいても、濃厚な味わいは料理の味付けやアクセントになるので、多めにストックしておいても損はありません。 同社商品の「海老肉焼売」も、傍にストックしておくことをオススメします。災害時に肉だけでなく、海老の旨味と食感を味わえるのはかなり貴重です。「ザ★®シュウマイ」といえど、食べ続ければ飽きてしまいますので、この2種を選べる状態を作っておくことも大切ではないでしょうか。 もちろん、他の冷凍、冷蔵シュウマイにもそれぞれ個性があり、自身のお気に入りを見つけてストックすることもオススメです。全国のシュウマイを味わいながら災害に備える――実際、私はそんなことも頭の片隅におきながら、お取り寄せシュウマイを選んでいます。 大切なのは、災害時だけでなく、普段からそうした状況に備えた食べ方、アレンジなどを実際にしてみること。日常食と防災食の垣根を超えて食べ慣れる習慣、「ローリングストック」という考えかたがありますが、そこにシュウマイを取り入れてみると、今回私がお伝えした防災食としてのシュウマイの実力を実感できるはずです。 文・写真/シュウマイ潤 写真提供/崎陽軒 味の素冷凍食品