初対面を良縁につなげる気くばりのポイント 「また会いたい!」と思われる人になるには?
ただ、何も言わずにマナー外のことをしたら、相手に「この人はマナーを知らないんだな」と思われてしまうでしょう。マナーは知っているけれども、気くばりとして「あえて、そうしている」ということを伝えるのも重要です。 先ほどの例でいえば、「窓からの景色が素晴らしいので、ぜひこちらに座ってください。私が奥の窓側に座らせていただきますね」などとひと言、言い添える。すると相手は、「自分のために気くばりしてくれたんだ」と理解してくれるでしょう。この行動こそが思いやりを体現することなのです。
「気くばりができるに越したことはないけれど、そんなに気づかいばかりしていたら、疲れてしまう……」と思う人もいるでしょう。しかし、これまで述べた「気くばり」とはMy Pleasure(喜んで)の精神なので疲れることはありません。 ぜひ相手を思う気持ちを言葉や行動にして、大切な人たちとのつながりを強く濃くし、「また会いたい!」と思ってもらえる人間関係を築いていただきたいと思います。
西村 僚子 :MOMO Style 代表取締役