1歳で病気、4歳で全盲「ブラインドサッカーは自分の人生」代表最年少・平林選手(17)「パリでメダル」
そして迎えた初合宿。 代表メンバーは、ほとんどが20代から40代の社会人選手。平林選手は唯一の10代ですが、選ばれた「責任」を感じています。 ブラインドサッカー日本代表・平林太一選手(17): 「ここが一番いろんな経験ができるし、自分を高められるところだと思っているんですけど、一番結果が求められるところでもあるので、そこはしっかりした気持ちをもって所属しなければいけない」
日本代表は、開催国枠で出場した前回の東京大会で5位入賞。 目標はパリでの「メダル獲得」です。 ブラインドサッカー日本代表・川村怜主将: 「メダル獲得という大きな目標にチャレンジして、全員でパリに出場する選手に選ばれる競争が激しく行われている。ピッチ上でしっかりアピールして、みんながいい競争をして、チーム全体で高めあっていければ」
平林選手に期待されるのは、得意のドリブルからの得点。シュートの精度をさらに高めたいところです。 ブラインドサッカー日本代表・平林太一選手(17): 「ドリブルは得意なんですけど、シュートの部分がすごく課題が残るので、しっかり詰めて、もっともっと自分の役割を全うできるようにしていきたいです」 ブラインドサッカー日本代表・川村怜主将: 「(平林選手は)世界からも注目されていますし、日本を代表するトッププレイヤー。日本を勝利に導く得点、ゴールを決めてくれるとうれしいです。僕も期待しています」
家族、チームの期待を背負い、憧れの舞台へー。 ボールを蹴り前に突き進む姿は、平林選手の生き方そのものです。 ブラインドサッカー日本代表・平林太一選手(17): 「(ブラインドサッカーは)自分の人生とイコールというか自分の人生そのもの。チームを勝ちに導きたいと思っているので、そのためには点を取ることが自分に求められている。もっと磨いてもっと点を取れるようになりたい」
長野放送