「本心」池松壮亮・仲野太賀の静かな対話シーン公開、大河ドラマで兄弟役を控える2人
池松壮亮が主演を務めた「本心」より、本編の一部がYouTubeで公開。池松演じる主人公・石川朔也と、仲野太賀扮するアバターデザイナー・イフィーの対話シーンが収められている。 【動画】「本心」池松壮亮と仲野太賀の静かな対話を収めた本編映像 デジタル化が進んだ近未来を舞台とする本作は、朔也がAI技術であるヴァーチャル・フィギュア(VF)を利用して亡き母を仮想空間によみがえらせる物語。母の親友・三好彩花役で三吉彩花が出演したほか、水上恒司、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子もキャストに名を連ねた。 劇中では、とある事件で“結果的に”人助けをしたことになった朔也が、SNSに動画が拡散されたことで英雄として祭り上げられるさまがつづられる。イフィーはそんな彼を気に入り雇用した人物だ。映像には事件の真相を告白する朔也に「朔也さんはいずれ本当の事を話してくれると思ってました」と話すイフィーや、彼が三好についての相談を口にする様子が収録された。 2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、兄弟役を演じることが決定している2人。池松は仲野との共演について「朔也がイフィーだったかもしれない、イフィーが朔也だったかもしれない、というようなとても親和性の高い関係性」と振り返り、「2人のやり取りは、この作品性のとても本質的な部分とつながっています。そんな役を信頼する太賀が演じてくれたのは、とても大きかった」とコメント。対して仲野は本作への出演を「常に挑戦を続ける石井監督のさらなる挑戦に、身震いしました」と回想し「イフィーという役は自由度が高く、軽やかでありながら寂しく、とても欲深い人間味を持っています。複雑なキャラクター像を演じるのは、僕自身大きな挑戦になりました」と語った。 石井裕也が監督を務めた「本心」は、11月8日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。 (c)2024 映画『本心』製作委員会