初代「門司駅」遺構 現地で造成工事が始まる 11月末にも取り壊しに着手 複合公共施設を建設へ 北九州市
FBS福岡放送
初代門司駅の遺構が見つかった北九州市門司区の複合公共施設の建設予定地で、15日から造成工事が始まりました。遺構の保存を求める声が上がる中、北九州市は11月末にも取り壊しに着手します。 北九州市門司区の複合公共施設の建設予定地では、15日午前9時すぎから、造成工事に向けた現地事務所の設置が始まりました。
初代門司駅の遺構をめぐっては、専門家や市民団体などから保存を求める声が上がっていますが、北九州市は追加の発掘調査でも「これまでの内容を超えるような発見はない」として、記録保存を終えました。
造成工事に伴う遺構の取り壊しは11月末にも始まる予定で、市は、遺構の一部を移築して展示するなどの検討を進めています。