ファッション業界で活躍!フリーランスPRとは?実例を調査【河野なみこさんの場合】|CLASSY.
CLASSY.誌面やSNSでもその活躍を目にすることも多い、ファッション系フリーランスPRという職業。自分の「好き!」「これが得意!」を叶えた方に日々の業務から独立したきっかけなど、気になるアレコレを教えてもらいました。
フリーランスPRのお仕事 河野なみこさんの場合
『自分と常に向き合うことが自分の得意を発見できる秘訣です』 ■PRとはどんなお仕事ですか? ブランドや商品のよさを世に広める仕事です。マスメディアからコアターゲット化の時代となり、宣伝媒体も多様化。リース業務だけでなく、展示会運営やSNSディレクションなど一口にPRといってもその内容はさまざまです。私はその中でも現場と近くで関われるリース業務が好き。成果は見えづらいけれど、現場スタッフに製品の魅力を伝え、それがメディアに掲載され売れていく…コミュニケーションをとりながら商品のよさを見出してもらうその過程が楽しく自分に合っていると感じます。 ■フリーランスとして働く上で大切にしていることを教えてください。 自己分析を通して強みを把握すること。自分のやりたいことよりもお客様からの要求に対して自分はどう貢献できるかを考えて仕事に取り組むよう心掛けています。
【河野さんのある一日】
7:00 お天気チェック、身支度しながらコーヒーを飲む 9:00 ショールームに出社、お掃除、スタッフと打合せなど(日によっては取引先での打合せに直行) 10:00 リース対応&リース返却対応(ほぼ雑談) 13:00 ランチ 15:00 取引先で打合せ、展示会立ち寄り(ここでも雑談多め) 18:00 帰宅、メールチェック、資料作り(1日中たくさんおしゃべりしたので、ここから真剣に仕事。でもなるべくリラックスした環境で) 20:00 夕食作り、ワインで晩酌、TV鑑賞、お風呂 24:00 就寝
【河野さんの主な業務】
●スタイリストへのリース対応 ●ブランドのPR戦略企画 ●展示会へのメディア誘致 ●メディア向けリリース配信 ●ブランドのビジュアル撮影 ●雑誌や原稿の校正チェック ■河野なみこさん 大手セレクトショップにて約7年間PRを経験後、30代に入り独立。現在はフリーランスとして人気ブランドのPRディレクションを多数手掛ける傍ら、自身のショールーム「73Showroom」を持ちながらさまざまなブランドのリース業務をメインで展開。 撮影/杉本大希 取材/下田真里衣 再構成/Bravoworks,Inc.