【速報】大阪維新の会・代表に吉村洋文氏が再選「“大阪都構想”の『案』をもう一度考えたい」と表明 半年~1年かけて党内部で案を検討へ
「大阪維新の会」の全体会議で、任期満了に伴う代表選が19日午後7時から行われ、大阪府知事の吉村洋文氏が「再選」を果たし、公約として「大阪都構想の案をもう一度考えたい」と表明しました。 吉村氏は、2020年11月、大阪維新の会としては初めてとなる代表選で、片山一歩大阪市議を破り、橋下徹氏、松井一郎氏に続く3代目の代表となりました。 任期満了に伴う大阪維新の会の代表選には、吉村氏と豊中市の中野宏基市議の2人が立候補を表明し、19日、大阪市のホテルで投開票が行われ、9割以上の票を獲得した吉村氏が再選を果たしました。
■「3度目の都構想挑戦への宣言ではない」と断った上で「副首都構想を掲げる以上もう一度考えたい」
19日の会議で吉村氏は公約として、「府と市が二重行政になるのは良くない、1つになるのを夢見ている。東京が何かあったときの『副首都構想』を掲げているが、副首都を掲げる以上、『大阪都構想の案』をもう一度考えたい」と表明しました。 吉村氏は「3度目の都構想に挑戦すると宣言するわけではない。有権者への民主的なプロセスを得ていない」と断った上で、「これから半年から1年かけて大阪維新のメンバーでじっくり議論していく。大阪維新の内部での案として検討し、統治機構のあるべき姿を皆さんと作り上げていきたい」と述べました。 吉村氏は、2020年11月に2度目の住民投票が否決された際に、「僕自身が大阪都構想に政治家として 挑戦することはありません」と話していました。 吉村氏は、12月1日に行われる日本維新の会の代表選にも立候補しています。
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