県警本部長「率直な意見交換を」 特別監査続く鹿児島県警・県公安委員を交え意見交換
鹿児島テレビ
現職警察官らが逮捕される不祥事が相次ぐ鹿児島県警察本部で、県公安委員会と県警職員が、再発防止に向け意見交換を行いました。 警察庁の特別監察の対象になっている野川明輝本部長は冒頭のみ出席し、「率直な意見交換をしてほしい」と述べました。 鹿児島県公安委員会・石窪奈穂美委員長 「ぜひ忌憚(きたん)のない意見を交わしていただき、認識を共有する場になればと思います」 県警本部で行われた意見交換には県公安委員会の委員3人と県警本部と鹿児島市内の3つの警察署の職員ら約20人が参加しました。 警察庁の特別監察の対象になっている野川明輝本部長は冒頭のみ出席しました。 鹿児島県警 野川明輝本部長 「鹿児島の安心・安全を守るという志や、自分が選んだ仕事職場に誇りを持ちたいという思いは経験、年齢に関係なく全ての職員が対等な立場であることができる」 不祥事の再発防止に向けた意見交換は約1時間半行われ、多様な角度からの人事評価、幹部への研修、個人の悩みに組織が関わるなどの意見が出されたということです。 県警の再発防止のプロジェクトチームは各部を統括する幹部らが主体でしたが、今回は40代から50代の警部、警部補、巡査部長、事務職員といった中堅職員が中心でした。 2日は若手職員、3日は女性職員の意見交換が行われます。
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