最下位の西武が泥沼7連敗 先発・松本航の好投報われず、打線はまたもロッテ西野勇士の前にゼロ行進
◆ロッテ2―0西武(17日・ZOZOマリン) 最下位に沈む西武が泥沼の7連敗を喫した。先発松本の好投に打線が応えることができなかった。 ■「ライオンズ訴えます」平良海馬が〝怒り〟の投稿【写真】 今季2度目の先発となった松本は初回2死一、二塁から5番山口の中前打で先制点を許した。その後は多彩な変化球を生かしながら8回途中までロッテ打線を封じた。 ロッテの先発は西野。9日の西武戦では7回無失点と抑えられた。打線は3回、1死一、三塁の好機をつくるが一走の長谷川の盗塁失敗などで得点を挙げられない。 打線の低調さは回を経ても変わらない。西野の多彩な球種を生かした投球の前に7回までゼロ行進が続く。 8回は佐藤龍の投手強襲の安打を皮切りに2死三塁の好機をつくると1番長谷川が四球を選び、西野をマウンドから引きずり下ろす。投手は澤村に変わったが2番岸は三ゴロに倒れた。 8回、松本は1死一、二塁のピンチを招き降板。佐藤隼がリリーフとしてマウンドに上がったがソトの右前適時打で痛恨の追加点を許してしまう。 最終回、西武打線はロッテの鈴木の前に反撃できなかった。
西日本新聞社