阪神・岡田監督は才木で落としても、零封負けも悲観なし…「今までの『0』とはちょっと違うよな」 打撃陣に兆し感じた
首位広島がヤクルトに勝ったため、ゲーム差は3に広がり貯金も1に減った。もう1カ月以上も逆転勝ちがなく、先制できなければそのまま敗れて11連敗だ。この状況を脱するには、岡田監督が感じ取った兆しを、選手たちが結果につなげるしかない。
指揮官も「野手の方が、あしたからな、どういう感じでできるかやろな」と結んだ。強い打球は、たしかに前に飛んだ。前に進めるかは、選手たち次第だ。(新里公章)
■データBOX
◉…阪神は6月だけで4度目、今季10度目の零封負け。0-1負けは4月11日の広島戦、5月24日の巨人戦(ともに甲子園)以来で今季3度目。倉敷での零封負けは2015年7月7日(0-3)以来となった
◉…先制を許したゲームでは今季7勝23敗3分けで、5月19日のヤクルト戦(甲子園)を最後に勝ちがなく11連敗中。同戦以降、27試合連続で1カ月以上にわたって逆転勝ちがない。同期間は、ビハインドの展開から一時同点としたのも5月31日、6月1日のロッテ戦(ZOZOマリン)の2度のみ