WEリーグ首位のINAC神戸 逆転勝利の立役者は五輪でも活躍したなでしこDF 髪型の変化にも注目
女子サッカー・WEリーグのINAC神戸レオネッサは、24日に行われた「2024-25 SOMPO WEリーグ」第10節のジェフユナイテッド市原・千葉レディースとのアウェイ戦で2-1と逆転勝利。勝点を24に伸ばして首位をキープしました。この一戦をラジオ番組で振り返った元なでしこジャパン(日本女子代表)の川上直子氏は、最も印象的な活躍をした選手として、なでしこジャパンDF守屋都弥選手の名前を挙げました。 【写真】勝利を喜ぶ守屋選手ら、INAC神戸の選手たちと、チームのコーチでもあるなでしこのレジェンド 今シーズンここまでリーグ戦で全10試合に出場し、チームで最も長い時間プレーしている、守屋選手。昨年の女子W杯に続き、今夏のパリ五輪にも出場したINAC神戸を牽引する背番号2は、今回の千葉L戦でも右サイドで惜しみなく上下動を繰り返すなど、持ち味の運動量を発揮し、勝利に貢献しました。 特に攻撃面では、前半3分に、左サイドのロングスローから味方が頭でつないだボールをファーサイドで右足を振り抜き相手ゴールを脅かすと、0-1と劣勢の後半、79分には思い切りよく右足ダイレクトボレーシュート。これはGKの手を弾きつつ惜しくもクロスバーに阻まれますが、こぼれ球を味方MFカルラ・モレラ選手が押し込んでチームは同点に追い付きました。さらに、アディショナルタイムに入った直後には右クロスから相手のハンドを誘発しPKを獲得。FWカルロタ・スアレス選手の勝ち越しPK弾を含めて、2得点に絡む活躍を披露しました。 川上氏は、前半だけでなく後半にもゴールマウスをしっかりとらえたシュートを放つなど、果敢な攻撃参加を評価。ラジオ番組には、ファン・サポーターからも、「この試合の守屋さんはいつにも増してキレッキレ! 2つのシュートや、シャープでエッジのきいたクロスが素晴らしかった」という声が寄せられていました。 また、この試合での守屋選手について、「都弥ちゃんの髪型が変わっている! ちっちゃいおだんごみたいになっているのも気になった」という川上氏。「女子スポーツなので、そういうところも楽しんでもらえたら」と、プレーだけでなく、試合での髪型の変化など、選手のパーソナルな部分にも注目していました。 リーグ戦では最近2引き分けと勝ち切れない試合が続いていましたが、守屋選手らの活躍もあって、第7節のアルビレックス新潟レディース戦(3-0)以来、3試合ぶりの勝利となった、INAC神戸。次節は12月1日(日)、2024年最後となるWEリーグ戦で、暫定9位のセレッソ大阪ヤンマーレディース(勝点11)とのアウェイゲームに臨みます。会場はセレッソのホーム・ヨドコウ桜スタジアム、キックオフ予定は午後2時です。 ※ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』2024年11月25日放送回より
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