葵わかな&玉木宏共演であさのあつこの推理時代劇『おいち不思議がたり』ドラマ化【コメントあり】
葵わかな、玉木宏らが出演するBS時代劇『おいち不思議がたり』(NHK BS/BSP4K 2024年9月放送予定)の制作が決定した。 【写真】おいちの父・松庵を演じる玉木宏 本作は、あさのあつこの「おいち不思議がたり」シリーズをドラマ化。江戸・深川の長屋で医者になりたいと夢見て、父である医者・松庵を手伝うヒロイン・おいち。彼女には特別な力があった。それは無念のうちに亡くなっていった者たちの「声」を聴き「姿」を見る力。 明るく前向きなおいちが、岡っ引きの親分とともに人間の闇に迫っていき、謎を解いていく。犯人の意外性を味わえる推理時代劇でありつつ、悩みながらも自らの力で道を切り開いていく、おいちの青春成長物語。おいち役を葵わかな、松庵役を玉木宏が演じるほか、髙嶋政宏、財前直見、工藤阿須加が共演する。 松庵の元を生薬屋「鵜野屋」の若旦那・直助が訪ねてくる。その背後に、助けを求める女の姿を見たおいち。伯母・おうたはおいちと直助の縁談を進めようとするが、鵜野屋を訪ねたおいちは女中のお絹から「おやめなさい。あの人に殺されますよ」とささやかれる。 直助の周囲では前妻・加世と、以前恋仲だった女中・梅が病で亡くなっていた。おいちは岡っ引きの仙五朗親分と探り、犯人に目星を付けるが、事件は意外な方向に。おいちはその後も江戸で多発する不思議な事件の解決のため活躍しながら、一歩一歩、医者への道を進んでいく。 <葵わかな コメント> おいちは父親の影響でお医者さんを目指す、真っすぐでひたむきな女の子です。偉大な父の背中を見ながら、誰かに寄り添いたい、誰かのためになりたいと強く思っています。 患者さんに囲まれながら懸命に毎日を過ごしていますが、等身大に自分が歩む道について悩んでもいると思います。 そんなおいちは自身が持つ不思議な力についても、真摯に、彼女なりに向き合っていると感じていて、ままならないことが多い世界でなぜそんな力があるのか、この力はどうするべきものなのか。私自身もおいちと一緒に悩みながら撮影期間を過ごしていければと思います。おいちが町の人たちに明るく温かく接するように、見てくださる方にも温かく感じていただけるよう、演じていきたいと思います! <玉木宏 コメント> いちの父親であり、医師である松庵を演じます。 いちが持つ不思議な力は、「見えたものの、元をたどる」という、患者を目の前にした医師にも通ずるものがあると思い、親子であることがふに落ちました。 受け入れて対処する。 その信念を曲げずに生きるのは、時に大変なこともあるかもしれません。 でも、その先にある誰かの笑顔のために必死になる姿は、すてきだなと感じました。いちが、信頼できるような父親を目指し、撮影に臨みます。 ミステリーとしても、青春物語としても楽しんでいただけるドラマだと思います。ご期待ください。
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