「笑いがとれない」グラドル全盛期の苦悩 原口あきまさの妻・めぐみの葛藤を救った夫からの「メール」
モノマネ芸人の原口あきまささんの妻で、4人の男の子を育てる母でもある原口めぐみさん。グラドルとして活動していた時期、順調だったキャリアの中で、「笑いがとれない」と焦りが徐々に募ったそう。できることと求められることのはざまの苦悩と救いがありました。(全4回中の1回) 【画像】10代のグラドル当時と変わらぬスタイル!原口めぐみさんの姿など(全16枚)
■女優になるため飛び込んだ芸能界で求められた一発芸 ── 2010年にモノマネ芸人の原口あきまささんとご結婚され、現在では4人の男の子を育てるママでもある原口さん。芸能界デビューのきっかけは、高校生1年の夏に受けた、ネットアイドルオーディションだったそうですね。
原口さん:はい。正確には、某アーティストのプロデュースでデビューできるオーディションを受けたのですが、最終選考で落ちてしまいました。そのときに、主催事務所に声をかけられて。紹介していただいたネットアイドルオーディションでグランプリをとれたので、グラビアアイドルとして芸能界デビューしました。 ── そのころに目指していたのは、アイドルだったのですか? 原口さん:いいえ、女優です。子どものころからテレビが大好きで、いつかは女優になりたいと思っていました。グラドルは芸能界デビューへの登龍門のようなもので、女優やモデルへの第一歩だったんです。
ただ、当時はグラドル全盛期だったので、生き残り競争が激しかったですね。デビュー後、まずは顔を覚えてもらうために出版社をまわったり、バラエティ番組のオーディションに参加するのですが、何かプラスアルファが必要で…。あるオーディションでは一発芸を求められて、当時流行っていたTIMさんの「命」をやりました(笑)。 オーディション自体は大変でしたが、その先にあるバラエティ番組の出演は、とても楽しかったです。テレビに出始めたころは何もかもが新鮮で、まわりからも「いいね、いいね」とほめられて、「楽しい」っていう気持ちだけで突っ走っていました。