大阪メトロGWも全路線で2割減便へ 松井市長「大阪中心部に出ないで」
大阪メトロGWも全路線で2割減便へ 松井市長「大阪中心部に出ないで」
新型コロナウイルスの感染拡大防止のためOsaka Metro(大阪メトロ)は、5月6日までの土・日・祝日の運行本数を2割程度減便すると発表した。大阪市の松井一郎市長は23日に大阪市役所で行われた会見で「減便は『大阪中心部に出ないで』というメッセージですから、ゴールデンウイーク中についても外出の自粛をいただくということをぜひお願いしたい」と強く呼びかけた。 【拡大写真】前週も減便が行なわれた 写真は紫色が特徴・大阪メトロ「谷町線」
全路線で減便
発表によると、運行本数を減らす対象となるのは、大阪メトロの地下鉄全路線(御堂筋線、谷町線、四つ橋線、中央線、千日前線、堺筋線、長堀鶴見緑地線、今里筋線、ニュートラム)。中央線、堺筋線と相互直通運転を行っている近畿日本鉄道と阪急電鉄の協力で、全路線で減便となる。
25日から5月6日までの土・日・祝日の運行本数を2割程度減便
対象日は、今週末の25、26両日、祝日の29日や連休となる5月2~6日となっている。大阪メトロでは、今月11日から土・日曜の減便をすでに行っており、18、19両日は初めて全路線での減便を行った。
市長「18、19日は前週よりも1割程度減っている」
この減便に大阪市の松井市長は「18、19日は前週よりも1割程度減っていると聞いています。ぜひご理解いただいて、5月6日まで最低限の外出・不要不急と言うよりも、生きるための最低限にしていただいて、なんとかこの緊急事態を早期に解消できるよう、少しでも従来の社会を取り戻せるようにしたいと思いますのでご協力をお願いします」と市民に呼びかけた。