【NFL】バッカニアーズ戦での“軟弱な”プレーにいら立つジャイアンツWRネイバース
ダボールHCは前半におけるネイバースの起用法について「プレー数があまり多くなかった」と述べている。
「もちろん、いくつかは計画していたが、相手の守備体制が――彼がダブルカバーされていたなどと言うつもりはないが――プレーに対してより良い守備をしていた」
デヴィートはキャリアで7回目、2024年シーズンで初めて先発した試合で大きく苦戦。ジャイアンツが脅威となるラン攻撃を欠く中、バッカニアーズのアグレッシブなフロントは負傷者が相次いでいるオフェンシブラインと、その後ろにいるキャリア2年目のクオーターバックに狙いを定めた。4回のサックを浴び、9回のQBヒットを受けたデヴィートは、パス31回中21回を成功させて189ヤードを記録している。
しかし、ネイバースはジャイアンツの攻撃が脆弱であることの責任をデヴィートに押し付けることなく、次のように語った。
「明らかに、クオーターバックのせいじゃない。D.J.(ダニエル・ジョーンズ)がクオーターバックの時も同じ結果だった。見てみろ、クオーターバックのせいじゃないんだ」
今シーズン、ジャイアンツはメットライフ・スタジアムでの7試合でまだ勝利を挙げておらず、日曜日に7ポイントで敗れたことを受け、ホームでの平均得点は10.6ポイントに下がっている。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、この数字はリーグで最も低く、もしこのまま続けば2000年シーズン以来で最小得点になるという。
敗北が重なり、フラストレーションが募る中、2勝9敗となったジャイアンツ。そのいら立ちはすぐにでも沸点に達し、ジャイアンツにさらなる変化をもたらすことになるだろう。