【詳報】学芸館 5年ぶり3度目の夏甲子園 高校野球岡山大会 接戦で関西下す
第106回全国高校野球選手権岡山大会最終日は29日、倉敷市のマスカットスタジアムで決勝が行われ、学芸館が4―3で関西との接戦を制し、5年ぶり3度目となる夏の甲子園切符を手にした。 学芸館は1点を先制された直後の二回、2死一、二塁から沖田が右中間を破る適時二塁打を放ち、2―1と逆転。六回には坂本と佐藤の適時打で2点を追加し、4―1とした。投手陣は先発沖田が8回を3失点にまとめ、最後は九回から救援した丹羽が三者凡退に打ち取り、歓喜の瞬間を迎えた。 ノーシードから臨んだ学芸館はセンバツ出場の創志学園、春の県大会準優勝の光南などシード校を次々に撃破。準決勝では好左腕を擁す理大付に5―0で快勝し、勢いを加速させた。 10年ぶり10度目の選手権代表を狙った関西はエース山本、左腕山吹らの継投と、俊足渡辺を中心とした機動力を生かした攻撃で勝ち上がったが、あと一歩届かなかった。 全国選手権は8月7日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する。組み合わせ抽選会は4日。
▽決勝
学芸館 020002000|4 100002000|3 関西