ブレイク必至!? 広島、次世代のスター候補(6)2軍では無双するサウスポー
いよいよ球春到来を迎えた2024年シーズンのプロ野球。レギュラーシーズンに向けて各球団がスタートを切ったが、チームの躍進には若手選手の底上げが不可欠といえるだろう。そこで今回は、今季のブレイクが期待されている広島東洋カープの若手有望株を紹介する。
黒原拓未
投打:左投左打 身長/体重:173cm/73kg 生年月日:1999年11月29日 経歴:智弁和歌山高 - 関西学院大 ドラフト:2021年ドラフト1位 大卒3年目を迎えたドラフト1位左腕の黒原拓未は、着実な成長を見せている。 智弁和歌山高校時代はエースナンバーを背負い、3年夏の甲子園出場。卒業後は関西学院大学に進学すると、MVP、最優秀投手などのタイトルを獲得し、ドラフト1位で広島東洋カープに入団した。 入団1年目は中継ぎとして開幕一軍を勝ち取ったが、12試合に登板して防御率6.52と納得のいく結果を残せず。けがの影響もあり、一軍定着とはならなかった。 プロ2年目の2023年は、シーズン途中から先発に転向。一軍でも先発登板の機会を得たが、5試合の登板で防御率10.66と悔しい結果に。 それでも、二軍では17試合に登板し6勝1敗、防御率2.58の好成績を残して最高勝率(.857)のタイトルを手にした。2024年は先発ローテーションの一角として、一軍での活躍が期待される。
ベースボールチャンネル編集部