近畿地方で「木枯らし1号」発表 週明けにかけて初冬の寒さに
きょう11日、大阪管区気象台から、「きょう近畿地方で木枯らし1号が吹いた」と発表がありました。木枯らし1号の発表基準は以下の通りです。 ・期間:霜降~冬至まで(今年は10月24日~12月22日) ・気圧配置:西高東低の冬型の気圧配置 ・風向風速:北よりの風が吹き、最大風速8m以上 11日、最大風速で8m以上の北風が観測されたのは ・兵庫県神戸市で9.4m(北午前0時25分) ・京都府舞鶴市で10.8m(北北東午前0時51分) ・滋賀県彦根市で11.1m(北北西午前0時1分) 強い北風は未明の観測でしたが、早朝、外に出ると空気の肌ざわりに季節の歩みを感じた方も多いかと思います。 先週までの異常な暑さからは一転、この先は急激に季節が進む見込みです。
■週明けは更に寒く急な雷雨に注意
今週末から週明けにかけては冬型の気圧配置が続き、より一層寒くなっていきます。 あすから来週前半にかけては大阪でも最低気温が10度を下回り、朝晩は冬のコートや暖房が必要な寒さとなりそうです。 寒気のピークは13日(月)で、大阪でも最高気温が13度と、12月並・初冬の寒さになりそうです。 今回の寒気は標高の高い山では雪を降らせるレベルで、近畿地方でも氷ノ山をはじめ、伊吹山、比良山からも初冠雪の便りがくる可能性があります。 空模様としては、きょう(土)は北部が中心の雨ですが、あす(日)は大阪周辺でも通り雨に注意が必要です。 特に週明け13日(月)は活発な雨雲が日本海から流れ込むため、北部だけではなく京阪神付近も含めた広い範囲でにわか雨があり、雷を伴う所もありそうです。 週明けにかけては寒さだけではなく、冷たい雨にも注意が必要です。 (ABCウェザーセンター)