「Mass Effect」のドラマ化がAmazonで進行中 シリーズの記念日「N7デー」に報じられる
「Mass Effect」のドラマ化がAmazonで進行中 シリーズの記念日「N7デー」に報じられる
2021年に「Mass Effect」がドラマ化されると報じられて以来、その進捗状況は不明だったが、ついにAmazon MGMスタジオが、ドラマ版を正式にスタートさせたことが明らかとなった。 「Mass Effect: The Series」画像・動画ギャラリー このニュースをVarietyが報じた11月7日(現地時間)は、「Mass Effect」のすべてを祝うN7デーでもある。そのタイミングにもかかわらず、BioWareのソーシャルチャンネルでドラマ版が正式発表されなかったことが少し奇妙ではあるが、『ドラゴンエイジ:ヴェイルの守護者』の発売後だけに、N7デーの盛り上がりが少し欠けていたことは否めない。それでも「Mass Effect」のファンに、N7デーで祝うべき朗報が届いたことは確かだ。 IGNでももAmazonにドラマ化について確認を取り、『10 クローバーフィールド・レーン』のダニエル・ケイシーが脚本・製作総指揮を務めるとのこと。その他にプロデューサーとして、「Mass Effect」の新作ゲーム開発を率いるEA/BioWareのマイケル・ギャンブル、実写映画版「ゼルダの伝説」に取り組んでいるアヴィ・アラッド、Amazon MGMスタジオと包括契約を結んでいるCedar Tree Productionsのカリム・ズリークが名を連ねる。 ドラマ版については、参加する制作陣以外の詳細は不明だ。現時点でAmazonは、「EAのベストセラーSFビデオゲームシリーズを下敷きにしている」との情報しか明かしておらず、単純な翻案になるのか、ゲームの世界を舞台にした別の物語になるのかもわかっていない。 上述したようにドラマ化については、2021年にAmaoznとEAが、「Mass Effect」を翻案する契約を結ぶ寸前だと報じられたのが最後で、それから数年間でビデオゲームの翻案が次々に生まれた。 Amazonでは、今年4月に配信開始された『フォールアウト』が高い視聴数と批評家からの好評を得て、すぐにシーズン2の制作が決定し、HBOの『THE LAST OF US』と共にプライムタイム・エミー賞でも評価された。 ドラマ化のニュースは、ファンが「Mass Effect」シリーズ第5作の最新情報を心待ちにしている最中で発表された。最近では、『ドラゴンエイジ:ヴェイルの守護者』の発売後にRolling Stoneが、「BioWareは、次の『Mass Effect』に全神経を集中させている」と伝えていた。シリーズ第5作のリリース時期などの詳細が届くのは、かなり先になりそうだ。
Alex Stedman