ママ友は中学生の息子に「PayPay」でお小遣いを渡しているそうです。子どもにもキャッシュレスに慣れてもらった方がよいのでしょうか?
最近、キャッシュレス決済が普及し、子どものお小遣いをキャッシュレス化している家庭もあるそうです。特にスマートフォン(以下スマホ)を持つ中学生以上の子どもには、キャッシュレスについて教えておきたいと考える方がいるかもしれません。 この記事では、子どものお小遣いをキャッシュレス化するメリットを解説しつつ、お小遣いに最適なキャッシュレスサービスをご紹介しています。
子どもにキャッシュレス前提でお金に慣れてほしいと思う親は半数ほど
株式会社ネストエッグが実施した「子どものお金・金融教育に関する調査」によると、子どもにキャッシュレス前提でお金に慣れてほしいと考える親は、48.9%とのことです。キャッシュレス前提でお金に慣れてほしくないと回答した割合(21.5%)と2倍以上の差が見られています。 さらに、お金に関する教育をしている家庭では、おもに以下の内容について学び、知識を身につけてほしいと考えているようです。 ●お金を稼ぐことの大変さ:73.2% ●ほしいもの・やりたいことのために貯金すること:60.5% ●有意義なお金の使い方:60.4% この結果から、子どものうちからキャッシュレスをはじめ、お金に関する教育を受けさせたいと考える親が一定数いることが分かります。
子どものお小遣いをキャッシュレス化するメリット
キャッシュレス決済を使用している方のなかには、子どものお小遣いもキャッシュレス化にしようか検討しているケースもあるでしょう。子どものお小遣いをキャッシュレス化することで、以下のメリットが考えられます。 ●お小遣いを現金で用意する必要がない ●支出を把握しやすくなる ●盗難や紛失のリスクを軽減できる ●お金を管理しやすくなる キャッシュレス決済は、会計時の手間を減らせるだけでなく、お金の管理や支出の把握がしやすくなるなどの利点があります。多くのキャッシュレスサービスでは、利用履歴がアプリで確認できるため、どれだけ使ったか、何にお金を使ったかが一目瞭然です。 アプリによっては、親が子どもの支出をチェックできる機能もあるため、お小遣いの使い方や管理の方法などを指導しやすくなるでしょう。