右腹斜筋断裂から復帰を目指すバンケロ「プレーできる体に戻すべく、取り組んでいる」
12月28日(現地時間27日、日付は以下同)。オーランド・マジックは、パオロ・バンケロが競技をするための再調整に入ったと発表した。 22歳のフォワードは、今シーズンに平均29.0得点8.8リバウンド5.6アシストと驚異的な活躍を見せていたものの、右腹斜筋断裂によって10月末に戦線離脱し、現在27試合連続で欠場中。 チームはバンケロだけでなく、平均24.4得点5.6リバウンド5.7アシスト1.7スティールを残すフランツ・ワグナーも右腹斜筋断裂のため今月9日から欠場中で、23日には兄モリッツ・ワグナーが左ヒザの前十字靭帯(ACL)断裂で手術を受けるため、今シーズン残り試合の全休が発表されている。 マジックは27日のマイアミ・ヒート戦でタイラー・ヒーローの決勝弾を浴びて1点差の惜敗、翌28日のニューヨーク・ニックス戦も落として2連敗となり、イースタン・カンファレンス4位の19勝14敗にいる。 現在マジックはジェイレン・サグスを中心に奮闘しているのだが、バンケロの復帰が着実に近づいているのは間違いなく朗報だろう。ニックス戦前に、バンケロはこう語っていた。 「たくさんリハビリをやって、(復帰に向けて)すごく強化している最中なんだ。今は体をプレーできる状態に戻すべく、取り組んでいる。確かに、僕は30日以上も多くをこなせずにいるしかなかった。だからとにかく体をプレーできる状態に戻さないといけないんだ。今はまだその過程にいる」 イースト5位のミルウォーキー・バックス(16勝13敗)が1.0ゲーム差で迫る中、バンケロは今後数週間のうちに戦列復帰することを望んでいると『AP』が報じていることから、マジックはもうしばらく現有戦力で戦い抜くことが求められる。
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